育児ノイローゼ・悪化した夫婦関係の沼から脱するために必要だったこと②


育児のノイローゼ・悪化した夫婦関係の沼から脱するために必要だったこと①では以下のことが重要であるとお話ししました。

●とにかくいろいろなことを辞める
●育児も堂々と周りに任せる(任せてしまって悪い等思わない)
●自分のしたいことをまずやる(小さいことで十分)

これを実践するにあたって私が特に意識したことは

私が第一!
私が笑っていれば幸せなら家族は幸せ!

です。(笑)

これは単に自分の視点を変えただけなのですが、これを意識したことで驚くほど状況は良くなりました。
自分を中心に置くことで、自分の気持ちを大切にしていくことで、育児ノイローゼから脱したと同時に夫婦関係も良くなっていきました。喧嘩が減ったのです。

自分を中心に置くというと、一般的に『自己中心的』『自分勝手』と思われがちですが、そうではありません。
自分に焦点を当てることで、自分がどうしたいかの思いに気づけるのです。
それを周りの人へ伝えていく、つまり自己表現をしていくことは、対人関係を円滑にしていく上でとても大切なのです。



夫婦関係において、お互いのことを分かっているようでわかってないということは、実は多いのではないでしょうか。
本当の意味でお互いを理解しあえていない、何となくで過ごしてきてしまっているという方は多いのではないかと思います。

実際、私達夫婦はよく話をしていたので、特段問題はないと思っていました。
少しでも息子の癇癪・ハチャメチャな感じが落ち着くようになれば、こうした喧嘩も減ると思っていました。
息子の大変さが夫婦仲悪化の一番の原因であると。

でも、本当はそうではなかったのです。

私の場合はうつ病の時にお世話になった臨床心理士さんに育児ノイローゼの相談をしたことで、そのことに気付くことができました。

「息子さんの問題というより、千愛さんと旦那さんの関係性に何か問題がありそうですけどね」

そう言われても、最初は「そんなはずはないと思うけれど…」と半信半疑でした。
時間をかけて自分と向き合っていく中で、心理士さんの言う通りかもしれないと、何か引っかかるようになったのです。

何か引っかかってはいるものの、それが何なのかは分からず。
夫婦喧嘩の頻度は相変わらず多く、かなり酷い状況になってしまったので、今度は夫婦で一緒にカウンセリングを受けるようになりました。
カウンセリングを受け、その後夫婦でさらに話し合い問題を掘り下げていったことで、心理士さんが指摘した『夫婦の隠れた問題』に辿り着けたのです。

私達夫婦の場合は、経済的な問題に対する感覚の違いが少しあったり、過去の思い違いがあったのです。
これが分かって二人で解決策を見いだせてからは夫婦関係がとても良くなったと感じるし、私自身が息子に余裕を持って接することができるようになったと思います。

私達夫婦に限らず、経済的なことや性的なことはとてもナーバスなことであるため、お互いに面と向き合って話し合うことを特に避けてしまう傾向にあると思います。
その違いに違和感を感じたりイラつきを感じたりしても、それを相手にしっかりと伝えなければ、ちょっとした不満が積もり積もって気づいた時には大きな溝となってしまいます

大事なのは、自分のちょっとした違和感にきづき、相手にそれをその都度伝えることであり、もし溝ができてしまっていると感じたら、まず自分の気持ちに向き合い、そして相手と正面から向き合って、自分の想いを丁寧に伝えていくこと。

お互いの考えをしっかりと言葉で伝えて、擦り合わせることは、良いパートナーシップを構築して行くためにとても大切なのです。



子どもの問題を抱えている時、その子の問題に目が向きがちですが、私のように背景に夫婦の問題が隠れていることもあると思います。
夫婦関係が良好になれば、完全ではなくとも子どもの問題が少しでも解決していくこともあるかもしれません。

子どもが変わるのではなく、自分が変わる。
夫がどうこうより、自分が変わる。

家族関係の修復にはこれが最も必要だったと私は思います。

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